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新卒ダイレクトリクルーティングおすすめ10選!費用・選び方を徹底比較

この記事の監修者:齋藤ちか

「新卒採用でダイレクトリクルーティングを使いたいが、サービスが多すぎてどれを選べばいいか分からない」と感じている人事担当者は少なくありません。本記事では、新卒向けダイレクトリクルーティングサービスの選び方・費用相場・おすすめ10選を、採用目的別に整理してお伝えします。媒体選びで失敗しないための判断軸もあわせて解説しますので、ぜひ最後までご確認ください。

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新卒ダイレクトリクルーティングとは?従来採用との違いを整理

新卒ダイレクトリクルーティングとは、企業が学生のプロフィールを閲覧し、自社に合った人材に直接スカウトを送る「攻めの採用手法」です。ナビサイトなどに掲載して応募を待つ従来型の「受け身の採用」とは根本的に発想が異なります。「逆求人サービス」や「オファー型採用」と呼ばれることもあり、呼称は違っても仕組みはほぼ同じです。

従来のナビ型採用との比較

ナビ型採用では掲載費用を支払えば学生からの応募を広く集められますが、認知度や知名度が結果を左右しやすく、中小企業やベンチャー企業には不利な側面があります。一方、ダイレクトリクルーティングは企業側から特定の学生に個別アプローチできるため、知名度に左右されず、自社が求めるスキルや志向性を持つ学生に直接接触できる点が大きな違いです。

比較項目ナビ型採用(就職サイト)ダイレクトリクルーティング
アプローチ主体学生(応募)企業(スカウト)
母集団の広さ広い(不特定多数)絞り込みが可能
知名度の影響大きい小さい
ミスマッチリスク高め低減しやすい
運用工数応募対応が中心スカウト・返信対応が必要
早期接触3月解禁前後が中心2〜3年生から対応可

なぜ今、新卒採用でも注目されているのか

新卒採用における広報手段としてスカウト・逆求人サービスを活用する企業は増加傾向にあります。

少子化による採用競争の激化、選考時期の前倒し、そしてZ世代の就活スタイルの変化—これらが複合的に重なり、「待つだけの採用」から「攻める採用」へのシフトを加速させています。

特に大学3年生の夏〜秋のインターンシップ前に接点を持てることは、競合他社との差別化において重要なポイントです。早期に関係を構築することで、選考途中の歩留まりが改善し、内定承諾率の向上にもつながりやすくなります。

新卒ダイレクトリクルーティングのメリット・デメリット

導入前に、現場レベルでのメリットとデメリットを正確に把握しておくことが大切です。「便利そうだから使ってみよう」という感覚だけで始めると、工数だけ増えて成果が出ないケースも少なくありません。

導入メリット:採用競争力の向上につながる5つの理由

  • ターゲットに直接アプローチできる:学歴・専攻・スキル・志向性などの条件で学生を絞り込み、自社にマッチした人材に個別スカウトを送ることができます。大量に集めて選ぶのではなく、最初から「欲しい人材」に絞って接触できるのが最大の強みです。
  • 早期接点の形成:ナビサイトの情報解禁前である大学2〜3年生のうちから関係構築でき、他社より先に候補者の認知を獲得できます。特に人気企業との競合が激しい採用環境では、早期接触が内定承諾率に直結します。
  • 採用ブランディングの強化:丁寧にパーソナライズされたスカウト文面を届けることで、「この会社は自分のことをちゃんと見てくれている」という印象を学生に与えられます。認知度が低い企業でも、スカウトの質次第で大手と同じ土俵に立てます。
  • ミスマッチの低減:プロフィール・自己PR・適性検査結果などを確認したうえで接触するため、選考に入る前から相互理解が進み、入社後のミスマッチや早期離職を抑えやすくなります。
  • 採用コストの最適化:成功報酬型プランであれば採用が決定した場合のみ費用が発生するため、従来型の媒体掲載と比べてコストコントロールがしやすい側面があります。

デメリット:運用前に把握しておきたい注意点

メリットが多い一方で、ダイレクトリクルーティングには相応の工数とノウハウが求められます。以下のデメリットを事前に把握し、運用体制を整えてから導入を決めることが重要です。

  • 運用工数が大きい:候補者の検索、スカウト文面の作成、返信対応、日程調整と、採用担当者が能動的に動き続ける必要があります。採用人数が多い企業や、兼務担当者が多い企業では特に工数が課題になりやすいです。
  • スカウト文面の質が成果を左右する:テンプレート文面の一括送信では返信率が大幅に低下します。「なぜこの学生にスカウトを送ったのか」を個別に説明する文章力と時間が必要です。
  • 即効性が高くない:関係構築から内定承諾までに時間がかかるため、「今すぐ採用したい」という緊急ニーズには向きません。中長期的な採用戦略として位置づけることが重要です。

新卒ダイレクトリクルーティングの費用・料金相場

新卒ダイレクトリクルーティングの料金体系は、大きく「成功報酬型」と「定額型(前課金型)」の2種類に分かれます。どちらが自社に合うかは、採用予定人数・採用時期・運用リソースによって異なります。

成功報酬型と定額型の違い

料金タイプ概要費用の目安向いているケース
成功報酬型内定承諾など一定のラインで費用が発生1名あたり35〜50万円程度採用人数が少ない/ピンポイントに欲しい学生を狙う場合
定額型(前課金型)採用結果に関わらず一定期間の利用料を支払う年間60〜300万円程度(プランによって異なる)複数名を採用予定/運用に慣れていて効率的にスカウトを送れる場合

たとえば、OfferBoxでは、成功報酬プランが1名あたり45万円(27・28卒の場合)、早期定額型プランは3名枠で75万円〜といった設定があります。

参考:みんなの採用部/ Offer Box(オファーボックス)の料金・プラン

dodaキャンパス定額制プランが70万円〜、成功報酬型は1名35万円が目安です。キミスカは採用枠数によるプランで75万円〜という設定になっています。

参考:dodaキャンパス/料金プラン
  :キミスカ/料金プラン

なお料金は採用枠数・スカウト通数・オプション内容によって変動します。公式サイトへの問い合わせで最新の料金を確認することを推奨します。

新卒ダイレクトリクルーティングサービスの選び方

サービスを比較する際は、「登録学生数が多いから良い」という単純な判断ではなく、以下4つの軸で自社に合ったサービスを見極めることが重要です。

①登録学生層と自社ターゲットの一致

最も重要な選定基準は、サービスに登録している学生層が自社の採用ターゲットと一致しているかどうかです。サービスによって、「総合型で幅広い学生が集まるもの」「理系院生に特化したもの」「ベンチャー志向の学生が多いもの」「旧帝大・早慶などハイクラス層が多いもの」と特性が大きく異なります。登録者総数だけでなく、「自社が欲しい層の学生が何人いるか」という視点で比較しましょう。

②スカウト開封率・返信率の実績

いくら多くの学生がいても、スカウトを開封・返信してもらえなければ意味がありません。サービスごとのスカウト開封率・返信率は大きく差があります。各社の実績数値を確認し、自社のターゲット層でどの程度の反応が期待できるか事前に確認しましょう。

③運用工数・サポート体制

採用担当者の人員リソースによっては、スカウト文面作成や返信対応を代行してくれるサービスが必要になる場合もあります。中には担当コンサルタントが学生のピックアップからスカウト文面作成まで伴走してくれるサービスもあります。初年度や担当者が少ない組織では、サポート体制が手厚いサービスを選ぶことがリスク低減につながります。

④料金体系と採用計画の整合性

採用予定人数と採用時期が明確な場合は定額型、採用人数が少ない・採用できるか不確かな場合は成功報酬型が向いています。どちらのプランが使えるかはサービスによって異なるため、複数サービスの料金シミュレーションをしたうえで選定するのが賢明です。

おすすめ新卒ダイレクトリクルーティングサービス10選【2026年版】

ここからは、採用目的・ターゲット学生別に新卒ダイレクトリクルーティングのおすすめサービスを10社ご紹介します。各社の特徴・料金・向いているケースを整理しましたので、自社の採用課題と照らし合わせながらご確認ください。

なお、各サービスの料金は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

【総合型】幅広い学生層にアプローチしたい企業向け

まずは、幅広い学生層にアプローチしたい企業向けの新卒ダイレクトリクルーティングサービスを紹介します。

OfferBox(オファーボックス)|就活生の2人に1人が利用する国内最大級

出典:OfferBox公式サイト

OfferBoxは就活生の2人に1人が利用しているとされる、新卒向けダイレクトリクルーティングの中で最大規模のサービスです。2025年のオリコン顧客満足度®調査【逆求人型就活サービスサイト・アプリの使いやすさ】で3年連続第1位を獲得しています。

  • 新卒採用向けダイレクトリクルーティングの先駆けとして多くの企業が導入
  • 文系・理系・体育会系・グローバル人材など多様な学生層に対応
  • AIによる学生検索アシスト機能が搭載され、候補者発掘の工数を削減
  • 早期定額型プランと成功報酬型プランの2種類から選択可能
項目内容
料金の目安成功報酬プラン 45万円/1名、早期定額型3名枠75万円〜(27・28卒の場合)
公式サイトhttps://offerbox.jp/
向いている採用総合採用、広く母集団を形成したい企業

dodaキャンパス|低学年層への早期アプローチが強み

出典:dodaキャンパス公式サイト

ベネッセi-キャリアが運営する新卒向けダイレクトリクルーティングサービスです。企業からのオファー受信率99%で、大学1〜2年生へのアプローチが可能な点が大きな特徴で、インターンシップ集客や早期採用ブランディングに活用しやすいサービスです。

  • 定額制プランと成功報酬型プランを選択可能
  • 学生向けのキャリア形成イベントを定期開催しており、学生のアクティブ率が高い
  • 「つながり枠」という仕組みで同時に選考を進める人数を管理
  • 専任担当者によるサポートが充実
項目内容
料金の目安定額制プラン70万円〜、成功報酬1名35万円
公式サイトhttps://campus.doda.jp/
向いている採用早期インターン採用、低学年から関係構築したい企業

キミスカ|3段階スカウトで温度感を伝えられるサービス

出典:キミスカ公式サイト

キミスカは「ゴールドスカウト」「シルバースカウト」「ノーマルスカウト」の3種類のスカウトを使い分けられるユニークな仕組みが特徴です。自己分析に役立つ、累計400万件を超えるビッグデータから生成された適性検査TPIを提供しています。

  • 適性検査結果から自社の社員と近い学生を検索可能
  • スカウト送信・返信代行などの運用代行オプションあり
  • 早期定額型プランと成功報酬型プランを選択可能
項目内容
料金の目安75万円〜(採用枠数による)
公式サイトhttps://kimisuka.com/
向いている採用採用単価を抑えたい企業、運用工数を削減したい企業

チアキャリア|スタートアップ・ベンチャー向けダイレクトリクルーティング

出典:チアキャリア公式サイト

チアキャリアはベンチャー企業や成長企業に就職したい学生が多く登録するサービスです。採用広報やマーケティング職など、ナビサイトでは集まりにくい特定志向の学生にリーチしやすいのが特徴です。月額30,000円〜と比較的手頃な定額プランがあり、予算を抑えたい企業にも導入しやすいサービスです。

  • ベンチャー・スタートアップへの就職志望者が多い
  • 定額月額制プランで継続的に活用しやすい
  • プロフィールが薄い学生への「もっと知りたい」機能を搭載
項目内容
料金の目安月額30,000円〜(要問い合わせ)
公式サイトhttps://cheercareer.jp/
向いている採用ベンチャー志向学生、少人数精鋭採用

Matcher Scout(マッチャースカウト)|OB訪問データを活用した完全運用代行型

出典:Matcher Scout公式サイト

Matcher Scoutは「OB・OG訪問アプリ Matcher」のデータベースを活用した完全運用代行型サービスです。スカウト文面作成から送信・返信対応まで代行してくれるため、採用担当者の工数を大幅に削減できます。初めてダイレクトリクルーティングを導入する企業や、担当者が少ない中小企業に特に向いています。

  • スカウト運用を一括代行(検索・文面作成・送信・返信対応)
  • OB訪問した学生のデータベースで意欲の高い学生にリーチしやすい
  • 採用ノウハウが少なくても運用開始できる
項目内容
料金の目安要問い合わせ
公式サイトhttps://enterprise.matcher.jp/
向いている採用運用代行希望、採用リソースが限られる企業

【理系・専門職特化型】理系学生・研究職の採用を強化したい企業向け

次に、理系学生・研究職の採用を強化したい企業向けの新卒ダイレクトリクルーティングサービスを紹介します。

LabBase就職(ラボベース)|理系院生に特化した高返信率サービス

出典:LabBase就職公式サイト

LabBase就職は理系学生・研究者に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。自社の魅力が学生に伝わりやすいサービス設計で、スカウト返信率40%といった高い成果を実現します。AIで工数削減×精度高いマッチングをサポートし、難易度の高い採用プロセスを効率的かつ効果的に実行することができます。

  • 研究内容・専門スキル・プログラミング言語などのキーワードで詳細検索が可能
  • 研究室を直接訪問して構築したデータベースで他社との重複が少ない
  • AI機能によるスカウト文面自動生成でスカウト工数を大幅に削減
項目内容
料金の目安月額制(要問合せ)、成功報酬なし
スカウト返信率約40%(業界平均の倍以上)
公式サイトhttps://business.labbase.jp/
向いている採用理系・研究職採用、専門スキルでの絞り込みが必要な採用

TECH OFFER(テックオファー)|理系学生3人に1人が利用

出典:TECH OFFER公式サイト

TECH OFFERは新卒理系学生に特化したダイレクトリクルーティングサービスで、機械・電気電子・情報分野の学生の多くが利用しています。企業からのオファー受信率99%を実現しており、理系採用の母集団形成に効果的なサービスです。

  • 理系専門職に特化した検索・マッチング機能
  • 機械・電気・情報系学生のカバレッジが高い
  • スカウト運用のサポートあり
項目内容
料金の目安要問い合わせ
公式サイトhttps://techoffer.jp/
向いている採用機械・電気・情報系学生の大量採用

【採用支援・運用代行型】採用戦略の設計から実行までをサポートしてほしい企業向け

最後に、採用戦略の設計から実行までをサポートしてほしい企業向けの新卒ダイレクトリクルーティングサービスを紹介します。

Digital&(デジタルアンド)|採用戦略の策定から実行支援まで一気通貫

出典:Digital&(デジタルアンド)

Digital&(デジタルアンド)は、採用戦略の策定から実行支援まで一気通貫でサポートできる採用業務支援会社です。ダイレクトリクルーティングの媒体選定・スカウト運用支援にとどまらず、採用サイト制作・SNS採用・採用ブランディング・Webマーケティングを組み合わせた総合的な採用支援が可能です。

特に「どのサービスを使えばいいかわからない」「採用活動全体を見直したい」という企業に向いています。

  • 新卒・中途採用の戦略策定から実行支援までを一括サポート
  • 採用サイト制作、SNSマーケティング、Web広告運用代行に対応
  • Instagramなどを活用した採用SNS支援で若手層へのアプローチも強化
  • DX推進・AI導入支援とあわせた採用戦略の立案が可能
  • 建設・介護など特定業界の採用支援実績あり
項目内容
会社名株式会社Digital&(デジタルアンド)
所在地〒170-0005 東京都豊島区南大塚1丁目60-20
設立
資本金
従業員数60名(業務委託含む)
可能なサービス採用サイト制作、Webマーケティング支援、SNS広告運用、ECサイト制作・グロース支援、採用ブランディング
費用・料金要問い合わせ
問い合わせ先https://digitaland.co.jp/

Goodfind(グッドファインド)|コンサル・IT志向の優秀層向け

出典:Goodfind公式サイト

GoodfindはITコンサルタントやシステムエンジニア志望など、専門職志向の優秀な学生が集まるプラットフォームです。コンサルティングファームやIT企業に就職を希望する学生が多く、専門職採用に強みがあります。

項目内容
料金の目安要問い合わせ
公式サイトhttps://goodfind.jp/
向いている採用IT・コンサル志望の優秀層採用

クリ博ダイレクト|クリエイター・デザイン職特化型

出典:クリ博ダイレクト公式サイト

クリ博ダイレクトはクリエイター・デザイナー・映像制作者など、クリエイティブ職を志望する学生に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。ポートフォリオを登録した学生に直接スカウトを送れるため、デザイン系職種の採用に向いています。

項目内容
料金の目安要問い合わせ
公式サイトhttps://www.creativevillage.ne.jp/
向いている採用デザイン・クリエイティブ職の採用

新卒ダイレクトリクルーティングで成果を出すための5つのポイント

サービスを導入しただけで採用が成功するわけではありません。ダイレクトリクルーティングの成果を高めるためには、以下の運用ポイントを実践することが重要です。

①アクティブな学生を優先して狙う

スカウトを送る学生の選定では、ログイン日が直近7日以内の学生を優先しましょう。30日以上ログインしていない学生にスカウトを送っても返信が来ない可能性が非常に高く、スカウト枠の無駄遣いになります。サービス上のログイン日・更新日でフィルタリングし、アクティブな学生に絞って接触することが返信率向上の基本です。

②スカウト文面は必ずパーソナライズする

「なぜこの学生にスカウトを送ったのか」を具体的に書くことが、返信率向上の最も重要な施策です。学生のプロフィールにある特定の研究内容・課外活動・志向性に触れ、「あなただからこそスカウトを送りました」という内容にすることで、テンプレートスカウトとの差別化が図れます。優秀な学生ほど多くのスカウトを受け取っているため、パーソナライズの質が結果を左右します。

③採用広報・採用サイトとの連携を意識する

スカウトを受け取った学生が次に行動するのは、企業のWebサイトや採用サイトを確認することです。採用サイトのコンテンツが薄いと、スカウトを送っても離脱されやすくなります。ダイレクトリクルーティングを効果的に機能させるためには、採用サイトの整備・社員インタビュー・企業文化の発信など、採用ブランディングとの連携が不可欠です。

④複数媒体の組み合わせで母集団を最大化する

1つのサービスだけでは、登録学生の重複や偏りが生じる可能性があります。総合型と理系特化型、またはベンチャー志向型と上位校型を組み合わせることで、より多様な層にアプローチできます。ただし運用工数が増えるため、自社の担当者リソースとのバランスを考えながら並行利用する媒体数を決めましょう。

⑤早期(大学3年夏〜秋)から動き始める

優秀な学生ほど就職活動を早期に開始します。大学3年生の夏〜秋にインターンシップや個別面談で接点を持つことが、競合他社に先手を打つ最善策です。ナビサイトの情報解禁(翌年3月)を待ってから動き始めると、すでに他社との関係構築が完了している学生に追いつくことは難しくなります。

サービス選定に迷ったときの「採用目的別チェックリスト」

以下のチェックリストを活用して、自社の採用課題に対応するサービスタイプを絞り込んでください。

採用課題・目的おすすめのサービスタイプ代表サービス例
まず幅広く母集団を形成したい総合型OfferBox、dodaキャンパス、キミスカ
理系・研究職を採用したい理系特化型LabBase就職、TECH OFFER
知名度が低くてもカルチャーフィットで採用したい価値観マッチング型キャリアチケットスカウト、Wantedly
旧帝大・早慶などの優秀層を採用したい上位校特化型irootsプロ、ABABA
ベンチャー・スタートアップに強い学生が欲しいベンチャー特化型チアキャリア、Wantedly
採用担当リソースが少なく運用代行を頼みたい運用代行型・支援型Matcher Scout、Digital&(デジタルアンド)
採用戦略全体を見直したい採用総合支援Digital&(デジタルアンド)
デザイン・クリエイター職を採用したいクリエイティブ特化型クリ博ダイレクト
早期から低学年に接触したい低学年対応型dodaキャンパス、チアキャリア

よくある質問(FAQ)

Q1. 新卒ダイレクトリクルーティングは中小企業でも活用できますか?

はい、むしろ中小企業やベンチャー企業にとってこそ有効な採用手法です。ナビ型採用では大手企業との知名度の差が大きく影響しますが、ダイレクトリクルーティングでは企業から学生に直接アプローチできるため、スカウト文面の質や企業の魅力訴求の工夫次第で十分に戦えます。特にカルチャーフィットを重視したキャリアチケットスカウトやベンチャー志向の学生が多いチアキャリアなどは、中小・ベンチャー企業に適したサービスです。

Q2. スカウト返信率を上げるための最も効果的な方法は何ですか?

スカウト文面のパーソナライズが最も効果的です。学生のプロフィールを丁寧に読み込み、「あなたの〇〇という経験・研究内容に注目してスカウトを送りました」という具体的な理由を文面に盛り込むことで、テンプレートスカウトとの差別化が図れます。また、学生のログインが直近7日以内であることを確認してからスカウトを送ることも、返信率を高める実践的なポイントです。

Q3. 新卒ダイレクトリクルーティングの費用相場はどのくらいですか?

料金体系によって大きく異なります。成功報酬型は1名採用あたり35〜50万円程度が相場です。定額型は年間60〜300万円以上とサービスや採用枠数によって幅があります。

たとえばOfferBoxの成功報酬プランは45万円(27・28卒)、dodaキャンパスの定額制プランは70万円〜、キミスカは75万円〜といった設定です(各サービスの最新料金は公式サイトでご確認ください)。

参考:みんなの採用部/ Offer Box(オファーボックス)の料金・プラン
  :キミスカ/料金プラン
  :dodaキャンパス/料金プラン

Q4. 複数のダイレクトリクルーティングサービスを並行して使うことは可能ですか?

可能ですが、各サービスのスカウト運用にはそれぞれ工数がかかるため、担当者のリソースと採用予算に合わせて無理のない範囲で組み合わせることが重要です。まずは総合型1つで運用に慣れてから、ターゲット層に特化したサービスを追加するという段階的なアプローチが現実的です。運用代行型サービスを活用することで、並行運用のハードルを下げることもできます。

Q5. 採用サイトを持っていない企業でも新卒ダイレクトリクルーティングを始められますか?

スカウトサービス自体は採用サイトがなくても利用開始できますが、スカウトを受け取った学生が自社を検索した際に情報が不足していると離脱につながりやすくなります。ダイレクトリクルーティングの効果を最大化するためには、採用サイトの整備・SNSでの情報発信・企業紹介動画の活用など、採用ブランディングとの連携が重要です。採用サイト制作から運用支援まで一貫してサポートできるDigital&(デジタルアンド)のような採用支援会社への相談も選択肢のひとつです。

Q6. ダイレクトリクルーティングを導入したのに効果が出ない理由は何ですか?

主な原因としては、スカウト文面のテンプレート化(パーソナライズ不足)、アクティブでない学生へのアプローチ、自社のターゲット層と合っていない媒体の選定、採用サイトや企業情報が整備されていない、の4つが挙げられます。ひとつひとつの改善に着手するとともに、「何のために・どの層に・どんな接触をするか」を再設計することが先決です。改善の方向性が分からない場合は、Digital&(デジタルアンド)のような採用支援会社に相談することで、課題を整理するところから対応してもらえます。

まとめ:新卒ダイレクトリクルーティングは「目的×ターゲット×運用力」で選ぶ

新卒ダイレクトリクルーティングは、少子化・採用競争激化の時代において、企業規模や知名度に左右されずに優秀な学生と出会えるうえ、早期接点・ミスマッチ低減・採用コスト最適化といった複数のメリットをもたらす採用手法です。

サービスを選ぶ際は、「何のために(採用目的)」「どんな学生に(ターゲット層)」「どのように運用するか(リソース・体制)」という3点を軸に整理することが、失敗を防ぐ最短ルートです。また、ダイレクトリクルーティングの効果を最大化するためには、採用サイトの整備・採用SNS・採用ブランディングとの連携が欠かせません。

採用戦略の設計から媒体選定・運用支援・採用サイト制作まで、トータルでサポートを受けたい場合は、ぜひDigital&(デジタルアンド)へお気軽にご相談ください。

この記事の監修者:齋藤ちか

地方中小企業向けに、採用サイト制作、求人媒体運用、Indeed運用、採用SNS運用、スカウト運用などの採用支援を行う。飲食・建設・不動産・製造業・介護など幅広い業種を支援し、採用戦略の設計から求人原稿改善、応募導線の見直し、採用広報まで一貫してサポートしている。